香りの散歩道


Beer mug

墨絵・朝野泰昌
「朝野家 香りの散歩道」
この番組は、山陰 湯村温泉、朝野家の提供でお送りします。

大人のみなさん、地元のビールを飲んだことはありますか。
おいしいものは、灯台もと暗し。
山陰各地のブルワリーで醸造される、クラフトビールの人気がじわじわと高まっているようです。

日本で本格的なビールがつくられるようになったのは、明治時代のはじめごろ。
ドイツ流のビールづくりを学んだノルウェー出身の技術者が、横浜にブルワリーをつくりました。
その敷地内には、日本初のビアガーデンがあり、ガラス製のジョッキもすでに使われていたそうです。

当時のお客さんは、横浜の外国人居留地に住む人や、海の向こうから横浜港にやって来た船乗りでした。
明治も終わりごろになると、日本人も屋外でビールを楽しむようになり、いつしか夏の風物詩になったのです。

そして今、日本でつくられるビールの種類は、数えきれないほどありますね。
全国各地の個性豊かなクラフトビールを飲み比べて、気に入ったものがあるとブルワリーまで足を運ぶという、熱心なビールファンもいるそうです。山陰のブルワリーにも、そんな強者(つわもの)たちが、訪れているかもしれません。

それぞれの土地の気候風土を生かして、醸し出される豊潤な香りと味わい。
つくり手の想いが伝わるそんなビールを、夏の風に吹かれながら飲んでみたいですね。


「朝野家香りの散歩道」この番組は、山陰 湯村温泉、朝野家の提供でお送りしました。

*毎週水曜日・FM山陰.他で放送中  ↓mp3です。 wmp等でお聞き下さい。

7月分は現在放送中に付き、もう少々お待ちください。


『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、

毎週水曜日FM山陰(16:55~17:00)放送、日本海新聞に掲載されます。



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